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AIエージェント

AI と対話する画面。モデルの選択、生成パラメータ、ツール、画像・動画の生成、ナレッジ(RAG)、API からの利用を扱う。

モデルを選ぶ

画面上部のモデル選択で LLM を選ぶ。一覧には管理者が用意したモデルが並び、名前で検索できる。

生成パラメータ

画面上部の Chat設定 で調整する。変更はすぐに反映される。すべて既定に戻す で既定値に戻る。

パラメータ範囲既定説明
History Limit0〜200自動文脈に含める過去のメッセージ数(2 で 1 往復)。自動は件数で切らず、モデルの文脈窓に入り切らなくなった時に古い分を要約にまとめる
Temperature0〜2モデル既定出力のばらつき(実用域は 0〜1)
Max Tokens (出力)32〜モデルの上限モデル既定1 回に出力する最大トークン数
Top P0〜1モデル既定確率の上位 P% から選ぶ
Top K1〜100モデル既定確率の上位 K 個だけを考える
Repeat Penalty1.0〜2.0モデル既定繰り返しを抑える(1.0 でなし)
Thinking ModeOff / Auto / High / MaxAuto回答前にどれだけ考えるか
  • モデル既定 の項目は値を送らず、推論サーバーに任せる。項目の右のチップで カスタム に切り替えると値を指定できる(History Limit は 自動 と カスタム)。
  • History Limit の上限と、入力に使えるコンテキスト長は管理者が設定する。

思考(reasoning)の表示

思考に対応したモデル(deepseek-r1 / qwq / gpt-oss など)では、回答の前に考えた過程を折りたたんで表示する。

考える深さは Thinking Mode で選ぶ(Off にすると考えずに答える)。対応していないモデルでは無視される。

ツール呼び出し

画面上部の Tool設定(レンチ)で、AI が使える範囲と承認の仕方を選ぶ(ツール呼び出しに対応したモデルのみ)。

ツール承認モード

モード動き
ツールなしツールを一切使わず、会話だけにする(小さいモデル向け)
計画読み取りだけ行う
都度承認(既定)ファイルの変更やコードの実行のたびに承認を求める
全自動すべて承認なしで実行する

AI に使わせる範囲

項目内容
データセットフロー構築で保存したデータセットを参照する
SQL 接続「LLMからの使用を許可」した DB 接続に、読み取り専用の SQL を実行する
フォルダ共有フォルダ・外部ディレクトリ・接続フォルダを選んで参照させる。サブフォルダや SFTP / S3 / Google Drive などの接続を個別に選べる
RAGナレッジを検索する。RAG設定の一覧で「Tools」をオンにしたナレッジが対象
ワークフローフロー構築の一覧で「Tools」をオンにしたフローを、名前で実行する
API 接続「LLMからの使用を許可」した API 接続を呼び出す。REST 接続の「備考」を AI が使い方として読む
カスタム MCP外部接続で登録した MCP サーバーのツールを使う
高度データ分析pandas / numpy / scipy / scikit-learn で集計・分析する

個人フォルダ(myfile/)は選ばなくても常に使える。ファイル操作とシェルも選ばずに動く(高度データ分析は選んだ時だけ)。

AI ができる操作

ツールを使える時、AI は選んだ範囲の中で次の操作をする。同じ操作は MCP やフロー構築からも使える。

  • ファイル — 一覧・読み取り・作成・編集・名前の変更・移動・削除、ファイル名や中身の検索
  • データ — データセットや DB 接続の表を調べ、読み取り専用の SQL で集計する
  • ナレッジ — ナレッジの一覧と意味検索
  • 接続 — 接続フォルダの確認と、API 接続の呼び出し
  • ワークフロー — フローを入力値付きで起動し、結果を確かめる
  • 作業の分担 — 大きな仕事を切り分けて、子の会話(サブエージェント)に並行して任せる。子は同じモデル・同じ範囲で動く。承認は親の承認モードに従う
  • 実行 — Python とシェルをサンドボックスで実行する。書き込めるのは個人フォルダと、選んだ共有・外部フォルダ(本人の権限どおり)だけ

ファイルの変更・削除や実行は、ツール承認モードに従う。

使ったツールの表示

ツールを使った回答の上に 「ツールを N 個使用」 と表示される。

開くと、実行した順にツール名・要約・所要時間・結果の先頭が並ぶ(失敗は赤い ✗)。この記録は会話履歴に保存される。

回答の中のファイルパスはクリックするとプレビューできる。

画像生成

会話の中で必要になると、AI が画像を生成・編集する。切り替えボタンや承認は要らない(ツール呼び出しに対応したモデルのみ)。

  • 編集 — 添付した画像や生成した画像を元に編集する。元の画像は変更しない。
  • 複数画像の合成 — 最大 4 枚を 1 枚に合成する(エンジンによっては 1 枚目だけを使う)。
  • 画像のキープ — 添付・生成した画像は入力欄の上にチップとして残る。次の依頼はその画像の編集になる。× で外すと新しく生成する。
  • 保存 — 個人フォルダ/generated-images/ に日時付きで新しく保存される(添付は attachments/ 配下)。

画像生成は、管理者が画像生成のエンジンを設定すると使えるようになる(モデル管理・環境変数の「画像生成」)。

API キーからは /v1/images/generations / /v1/images/edits でも使える(OpenAI 互換 API)。

動画生成

会話の中で依頼すると、短い動画(1〜15 秒)を生成する。切り替えボタンや承認は要らない(ツール呼び出しに対応したモデルのみ)。

  • 画像から動画 — 添付・生成した画像を最初のコマにして生成する。対応するモデルでは参照画像を 4 枚まで使える。
  • 生成中 — 数十秒〜数分かかる。回答の下に「動画を作成中…」と表示され、待っている間も他の操作ができる。カードの「中止」で止められる。
  • 保存 — 個人フォルダ/generated-videos/ に日時付きの mp4 で新しく保存される。

動画生成は、管理者が動画生成のエンジンを設定すると使えるようになる(環境変数の「動画生成」)。

API キーからは /v1/videos でも使える(OpenAI 互換 API)。

画像・添付ファイルの扱い方

Vision設定 の「文書の読み取り方式」で選ぶ。チャットの添付と RAG の取り込みで共通。

方式処理向く用途
ファイル処理OCR とテキスト層の抽出だけテキスト中心の文書。最も速い
ベクトル処理Vision モデルがページをテキストにするスキャンした文書・大きな文書
高精度画像処理ページや画像をそのままチャットモデルに渡す図面・スクリーンショットの精読。チャット専用
  • ファイル処理 / ベクトル処理で添付したファイルは、その会話専用の一時ナレッジとしても保存される(会話が終わると削除される)。
  • 高精度画像処理にはビジョン対応モデルが必要。コンテキストの上限を超えるとエラーになる。

ナレッジ(RAG)をチャットで使う

RAGナレッジ でナレッジ(Bot)を選ぶと、その文書を根拠に回答し、参照元を表示する(複数選べる)。

検索は RAG設定、読み取りは Vision設定 で調整する。

パラメータ範囲既定説明
Top K1〜508取得するチャンク数
Min Similarity0.1〜0.90.35最小の類似度
Embedding Model埋め込みモデルの一覧ナレッジに合わせる通常は変更しない
文書の読み取り方式ファイル処理 / ベクトル処理 / 高精度画像処理—画像・添付ファイルの扱い方
解析モデルVision 対応モデルの一覧—書き起こしに使うモデル
Vision プロンプト自由入力用途別の既定画像を読み取る時の指示文
タイル分割分割なし / 2 × 2 / 3 × 3 / 4 × 4分割なし大判の資料を格子に分けて読み取る

チャンクの大きさと重なりは、取り込んだ時に決まる。

根拠づけと文脈の上限

  • 出典 — 回答の中で出典を [Source N] の形で示す。ナレッジの内容をどこまで優先するかは管理者が設定する。
  • 文脈の上限 — 参照する文書は、モデルのコンテキスト長に収まるよう自動で減らされる。
  • 入力の上限 — 既定では制限は無い。管理者が文字数・画像の枚数・添付のサイズに上限を設けている場合、超えると送信できない(環境変数)。

タイル分割(高精度モード)

全体の画像に加えて、格子状(2×2〜4×4)に分けた高解像度のタイルをモデルに渡す。

A1/A0 の図面や小さな文字の帳票に向く。チャットの添付・RAG の取り込み・フロー構築の画像処理に使われる。

分割数を上げるほど処理時間と GPU の負荷が増えるので、通常は分割なしにする。

音声入力と読み上げ

  • 音声入力 — 入力欄のマイクボタンで録音し、文字に起こす。管理者が文字起こしを導入している場合に表示される。HTTP で接続している時は、録音ファイルから入力する。
  • 読み上げ — 回答の下の 🔊 ボタンで読み上げる。
  • 設定(設定 > 音声)— 認識する言語・自動送信・自動読み上げ・声・速度を選べる。読み上げエンジンが導入されていれば、サーバーの声も選べる。

API から使う

OpenAI 互換の /v1/chat/completions で、チャット画面と同じ機能を使える。

curl http://localhost:8000/v1/chat/completions \
  -H "Authorization: Bearer sk-..." \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "<モデル名 または asst_<アシスタントID>>",
    "messages": [
      {"role": "system", "content": "あなたは社内アシスタントです"},
      {"role": "user", "content": "こんにちは"}
    ],
    "temperature": 0.7,
    "stream": true
  }'
  • model に アシスタント ID(asst_...)を指定すると、そのアシスタントの設定がすべて使われる。
  • RAG の参照元は xdb.sources、実行したツールは xdb.tool_steps で返る(詳細)。

認証には API キー(sk-)を使う。APIアクセスキー・OpenAI 互換 APIを見る。