ライセンス / エディション
DigitalBase はライセンスファイルで利用ユーザー数と利用期間を管理します。
対象:管理者必要権限:管理者ロール
ライセンスの仕組み
- ライセンスファイル方式(オフライン環境で利用可能・クラウド照合は不要)
- 管理する範囲は 利用ユーザー数の上限 と 有効期限 のみ。機能やエディションの有効/無効には使いません
- サブスクリプション版 — 有効期限付き(期限到来で更新が必要)
- 永続版 — 有効期限なし。発行先のハードウェアに紐付きます。紐付けの照合にはサーバーの複数の機器 ID(Linux は DMI の product UUID と
/etc/machine-id、macOS はプラットフォーム UUID、Windows は製品 UUID)を使い、いずれか 1 つが一致すれば有効です。発行を依頼するときは、管理者でGET /api/license/deviceを呼び、返るactiveの値を伝えてください - ノード数・GPU 数(
max_nodes/max_gpus)は契約内容の表示用です。検出した GPU 数が契約を超えると警告を表示しますが、動作は止めません
期限の警告と猶予期間
ライセンスは 1 時間ごとに再評価されます(LICENSE_RECHECK_INTERVAL_SEC)。
| 時期 | 動作 |
|---|---|
| 期限前 | 既定では警告を出しません。LICENSE_WARN_DAYS(日数)を設定すると、その日数前から管理画面と /api/health / /v1/health に残り日数の警告を表示します |
期限切れ後 14 日間(LICENSE_GRACE_DAYS) | 猶予期間。すべての機能は引き続き使えますが、応答ヘッダ X-DigitalBase-License-Warning に期限切れと猶予の終了日が入ります |
| 猶予期間の終了後 | チャット・RAG・API など主要機能が 403 になります。ログイン・管理画面のライセンスアップロード・/api/health / /v1/health は使えるので、新しいライセンスを登録すれば復旧します |
バックエンドとエディション
導入形態は、利用する LLM 実行環境で分かれます。
| 区分 | LLM 実行 | 想定環境 |
|---|---|---|
| vLLM 版 | GPU サーバ(vLLM) | DGX / GPU サーバ、全社・高スループット |
| Ollama 版 | ローカル(Ollama) | 1 台の PC / サーバ、部門内のオンプレ |
| クラウド LLM 併用 | OpenAI / Anthropic / Gemini | API キーを設定して併用(全版で可能) |
.env の LLM_BACKEND(vllm / ollama)で切り替わります。vLLM 版 ↔ Ollama 版の移行にライセンスの差し替えは不要です(同じライセンスがどちらでも使えます)。手順はインストール > エディションの切り替えを参照してください。
ライセンスファイルの配置
license.lic を以下に配置します。
| 環境 | 場所 |
|---|---|
| Linux / macOS | ~/.local/db/license.lic |
| Windows | %LOCALAPPDATA%\db\license.lic |
| Docker | ~/digitalbase/license.lic(配置後 docker restart digitalbase-app)。管理画面からアップロードも可 |
配置後、DigitalBase を再起動すると反映されます。
管理画面からアップロード
ファイルを直接配置する代わりに、管理画面からアップロードできます(再起動不要で即時反映)。
- 管理者でログインし、管理画面の 「登録管理」 タブを開きます(ライセンスのほか、Office画像化 / 文字起こし / RAG 検索強化(ANN 索引・リランカー)の状態も同じタブで確認できます)。
- 右上の 「ライセンスアップロード」 を選び、
license.licをドラッグ&ドロップします(クリックしてファイル選択も可)。 →.lic以外のファイルは受け付けません。 - アップロードが成功すると、ステータスが即時に更新されます。 → 署名・有効期限・デバイスの一致を検証してから保存するため、不正なファイルは受け付けず、現在のライセンスはそのまま残ります。
同じ画面で、現在のライセンス状態を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ステータス | 有効 / 猶予期間中 / 無効(期限切れなど) |
| ライセンスタイプ | 永続版(永年)/ サブスクリプション |
| 登録メールアドレス | 発行先のメールアドレス |
| 有効期限 | サブスクリプション版のみ表示 |
| 発行日 | ライセンスの発行日 |
| 登録デバイス | 紐付くハードウェア UUID(永続版) |
| ユーザー数上限 | 上限人数(契約で設定されている場合のみ表示) |
| 最大容量 | 契約ノード数 / GPU 数(契約で設定されている場合のみ表示)。検出した GPU 数が契約を超えると警告を表示します |
ライセンス未設定の場合は「ライセンスが設定されていません」と表示され、アップロードを促します。
同じタブで本体アップデートの進行状況・結果と、バックアップ / リストアも行えます(インストール › アップデート、システム設定 › バックアップ / リストア)。
監視からライセンス状態を確認する
認証なしで呼べる GET /v1/health は、ライセンスが無効でも応答し、license.valid / license.in_grace / license.days_left / license.warning を返します。監視ツールや API クライアントの事前確認に使ってください。ログイン後の管理画面が使う GET /api/license も同じ情報を返します。
curl http://<HOST>:8000/v1/health
# {"ok":true,"license":{"valid":true,"in_grace":false,"expires_at":"...","days_left":120,"warning":null},...}
補足
現在のライセンス状態は管理画面から確認できます。