MCP
DigitalBase は MCP(Model Context Protocol)サーバー として動作します。Microsoft Copilot Studio・Claude Desktop・Cursor などの外部 MCP クライアントから接続すると、DigitalBase の社内ツール(ファイル・データ・RAG・コード実行)を、データを外に出さずに呼び出せます。
エンドポイント
| 項目 | 値 |
|---|---|
| URL | POST /mcp |
| トランスポート | Streamable HTTP(JSON-RPC 2.0) |
| 認証 | Authorization: Bearer <API_KEY> または x-api-key: <API_KEY>(APIアクセスキー) |
| 対応メソッド | initialize / ping / tools/list / tools/call |
resources / prompts / sampling は公開していません。ツール到達に必要な最小サブセットのみ対応します。
公開されるツール
チャット内のツールと同一のものを公開します。ただし、キーに紐づくアシスタント(Bot)のスコープと、ツール権限上限で絞り込まれた分だけが相手に見えます。たとえば権限上限を「読み取りのみ」にしたキーでは、検索・参照系のツールだけが提示され、書き込み・実行系は一覧にも現れません。
| 分類 | ツール |
|---|---|
| ファイル | list_files / read_file / write_file / edit_file / search_files / describe_file / find_files / search_workspace / execute_shell |
| データ(SQL) | list_datasets / describe_dataset / query_dataset |
| SQL 接続 | list_sql_connections / query_sql |
| ナレッジ(RAG) | list_rag_collections / vector_search |
| 外部接続 | list_file_connections / list_api_connections / call_api_operator |
| コード実行 | execute_python |
一覧に出ないツールは、クライアントが名前を指定して呼び出しても実行されません。
接続例
外部 MCP クライアントの設定で、HTTP エンドポイントと API キーを指定します。
{
"mcpServers": {
"digitalbase": {
"url": "https://<HOST>/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer <API_KEY>" }
}
}
}
接続後、クライアントの tools/list で利用可能なツールが取得され、エージェントから呼び出せます。
クライアントの実装によっては stdio 経由の MCP のみ対応の場合があります。その際は HTTP-MCP ブリッジを介して接続してください。
Microsoft Copilot Studio から接続する
Copilot Studio でエージェントに DigitalBase を登録すると、Microsoft Teams / Microsoft 365 Copilot から社内データを検索できます。
- APIアクセスキーを発行します。公開する範囲(フォルダ・ナレッジ・データセット)とツール権限上限をキー側で決めます。
- Copilot Studio でエージェントを開き、
[ツール]>[ツールを追加する]>[新規追加]>[MCP]を選びます。 - 次を入力して作成します。
- サーバー名・サーバーの記述(エージェントがツール選択の判断に使います)
- サーバー URL:
https://<HOST>/mcp - 認証:
[API キー]/ タイプ:[ヘッダー]/ ヘッダー名:x-api-key
- 接続の作成を求められたら、発行した API キーを貼り付けます。 → 接続が緑のチェックになります。
[追加]でエージェントにツールが追加されます。テストパネルで質問すると、ツール呼び出しのトレースと回答を確認できます。- エージェントを公開し、
[チャネル]>[Microsoft 365 と Microsoft Teams]で配布します。
Copilot Studio はクラウドから接続するため、サーバの /mcp が社外から HTTPS で到達できる必要があります。DNS 名と正規の TLS 証明書があれば接続できますが、WAF・接続元制限・監査ログが必要な場合は Azure API Management などのゲートウェイ、閉域が必要な場合は VPN / ExpressRoute を併用してください。ネットワーク
関連
- APIアクセスキー — 認証キーの発行とツール権限上限
- OpenAI 互換 API
- AIエージェント — 同じツールをチャットから使う